2026/07/17 23:55

1960年代に登場したボールペンが普及するまで、書き物といえば万年筆が主流でした。
万年筆はインクを使うため、紙に書いた文字はすぐには乾きません。そんな乾ききらないインクを吸い取る時に利用されたのがインクブロッターです。日本では インク吸取器とも呼ばれます。
使い方は簡単で、丸い部分にインクの吸収紙を取り付け、吸い取りたい部分の上でころころと転がします。
また、スタンプや印鑑の押印時にもおすすめ。私は印鑑押印時に使うことが多いです。朱肉はなかなか乾かないのでとても重宝しています。
インクブロッターは半円形の本体に取っ手が付いている形状のものが多いです。
本体は板状の上部と半円形上の下部に分かれており、ネジで止まっている取っ手を緩めることで分解することが可能。インクの吸水紙は本体の上部と下部の間に挟み込む形でセットします。
ちなみにネジは取っ手に付いているものもあれば、本体下部に付いている場合もあります。これはメーカーの違いによるものと思われます。
ボールペンの普及する1960年代以降、インクブロッターは徐々に姿を消してしまいます。
Altwaren728では、1950年代以前のヨーロッパで使われていたヴィンテージのインクブロッターを多数ご用意しています。その大きさや素材、デザインまで、かつてのインクブロッターは実に多種多様です。
現代の万年筆やインクの愛好家はもちろん、ヴィンテージがお好きな方にもおすすめ。ペーパーウェイトなどのインテリアのアクセントとしても存在感を放ちます。
ぜひお気に入りを見つけて、ものを書く時間がもっとゆったりとしていた少し前の時代の余韻を味わってみてください。
